2021年06月11日
瓦は、西暦588年に日本に伝わり、飛鳥寺(奈良県)の創建で初めて使われたとされています。
その後、地方にも広まっていきましたが、重量がかさむため、瓦葺きの建造物といえば頑丈に造られた寺院や城郭がほとんどで、江戸初期頃までは一般家屋に瓦が使われることはあまりなかったようです。 その後、南町奉行の大岡越前忠相(ただすけ)により、防火対策の観点から江戸の町は少しずつ瓦葺きになっていきました。この時期、重量の軽い瓦が発明されたことも瓦葺きの普及につながったとのことです。 リズミカルに波打つ武道館の黒瓦、それぞれの季節でその存在感をしっかりと示してくれています。
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