2020年05月27日
県立武道館弓道場には徳川時代に弓道で活躍された紀州藩の名藩士、吉見順正先生の遺訓である「射法訓」が掲げられています。
その始まりには「射法は弓を射ずして骨を射ること最も肝要なり」と書かれています。読みながら解釈について頭をひねっているうち、とても奥深いことが書かれているように思いました。 そこで、全日本弓道連盟の「弓道教本」を紐解き、解釈について調べたところ、射を行う場合、弓矢の操作にとらわれて、自己を失ってはならない。射は自己の筋骨をもって力行しなければならないことを忘れないように、とのことでした。 弓道の素人ながら、弓道の極意に触れることができたような気がして、何だか嬉しい気持ちになりました。
| 日記 | 01:58 PM | comments (x) |
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