2021年01月04日
戦国武将の毛利元就(もうり もとなり)の言葉に「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴にあり」があります。ここで春とは元旦、朔とはその月の一日、鶏鳴とは一番鶏が鳴くころを言います。
事前に計画を立てることや目標を持つことの大切さは、現代でもよく言われることですが、今から450年以上も前に言われた言葉です。 われわれがよく耳にする「一年の計は元旦にあり」ということわざについては、「月令広義」という中国の書物を由来とする説と上述の毛利元就の言葉を由来とする二つの説があると言われています。 小さいころから長い間、「一年の計は元旦にあり」の意味を「一年の最初にしたこと、起きたことがその一年間ずっと影響する」と思い込んでいましたが、中国の書物由来説も毛利元就由来説もしっかりと計画を立てて臨むことの大切さを言っています。 今日、当武道館の仕事始め式で全職員一人一人から、今年の目標を聞かせてもらい、とても心強く感じるとともに、今、改めて「一年の計は元旦にあり」の意味についても噛みしめながら、心を新たにしているところです。
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